Premiere Pro CS6 ちょっとうれしい改良点

メインの編集ソフトとして使用しているPremiere Proですが、CS5から短期間にCS5.5→CS6とバージョンアップして使ってきました。やはり最新のCS6が快適なのは言うまでもなく、いい具合に進化していると感じます。

そのCS6で「表に出ていないけどうれしい改良点」がいくつかありました。2つばかり紹介します。

出力時にサイズ変更する場合、アスペクト比の違いから左右や上下に数ピクセルの黒味がついてしまう場合がありました。

HD→SD(DV)変換出力

HD→SD(DV)変換出力 左右に黒い帯が付く

これはHD素材をDV AVI(720×480)に出力するときのプレビューです。左右に黒い帯が付いてしまいます。これを解消するにはこの画面のソースタブで上下をクロップして出力に合わせたアスペクト比に調整する必要がありました。

しかしCS6では出力タブの「ソースのスケーリング」で新たに2つの方法が追加され、自動的に引き伸ばすなどしてくれるようになりました。

「出力サイズ全体にスケール」

「出力サイズ全体にスケール」

「出力サイズ全体にストレッチ」

「出力サイズ全体にストレッチ」

上の「出力サイズ全体にスケール」ではソースの上下をクロップして出力サイズにフィットさせてくれます。これまでソースタブで上下クロップをしていたのと同じ結果となります。下の「「出力サイズ全体にストレッチ」では足りない分を左右にストレッチすることで黒味を埋めてくれます。ソースを削るかアスペクト比を変えるかの2通りの方法が用意されたわけです。

もうひとつの地味にうれしい改良点はシーケンスにおけるオーディオの扱いです。CS5.5まではステレオ素材はステレオ設定されたオーディオトラックに、モノラル素材はモノラルトラックに配置されていました。しかしステレオとモノラルが混在したプロジェクトの場合はオーディオトラックの数が増えてしまい、少し面倒なことになっていました(実はこれまでもプロジェクトパネルで個別にモノラルをステレオとして扱うように変更することはできましたが)

これがCS6ではなにも考えずにステレオトラックにモノラル素材を配置することができます。モノラルの音声は自動的に左右に振り分けられます。同様にステレオ素材をモノラルトラックに配置すると、左右がミックスされた状態になります。

ステレオトラックにモノラル素材を配置可能になった

ステレオトラックにモノラル素材を配置可能になった

Premiere Pro CS6はリリース後まもなくして6.0.1にアップデートされていますが、このアップデートを適用するとオーディオ設定に「ピークファイルの自動作成」という項目が加わります。

6.0.1のオーディオ設定

6.0.1のオーディオ設定

現在CS6のヘルプがCS5と共通のブラウザベースの貧弱なものしか提供されていないので詳細は不明ですが、オーディオが含まれるフッテージの読み込み時に行われる「オーディオの最適化」と「ピークファイルの作成」のうち、後者が行われなくなるものと思いますが、このチェックを外して読み込み、ファイルを配置してもちゃんと波形は表示されます。AdobeにはCS5までと同様、まともなPDFのマニュアルを早く提供してほしいものです。

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Premiere Pro CS6 ちょっとうれしい改良点 への1件のフィードバック

  1. ccow のコメント:

    私もこの「ピークファイルの自動生成」には首をかしげています。
    趣味で映像制作をしているのですが、一度ファイルを開いても、
    プロジェクトを開くたびに「ピークファイルを自動生成しています・・・」
    1.5時間くらいの映像を編集することも多いので、5分くらい待たなくてはいけなくて結構しんどいのですがorz
    でもこれが終わらないとオーディオゲインがちゃんとかかっているのかいまいちわからないんですよね。
    オーディオゲインを開くと今度はこれはこれで「ピークファイルを計算中」とか出るし・・・
    いまいち何に使われているのか分からない。

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