CS6はユーザーフォルダ移動しているとダメ

やはり前に書いたように、ユーザーフォルダをCドライブから移動していると不具合が起こります。サポートでも認識しているようです。

もともとはCドライブが120GBのSSDで、ここにはOS+プログラムだけを入れることにして、雑多なデータやプログラムが吐き出すファイルはHDDのDドライブに入るようにということで、ユーザーフォルダを移動しています。この設定はここの【Windows 7 ユーザープロファイルの移動】で紹介しました。

ユーザーフォルダをDドライブに移動した場合の利点は…

  • システムのバックアップが楽。
  • 各アプリが作るテンポラリファイルやブラウザのキャッシュなどのゴミファイルがCドライブを逼迫しない。
  • CSの場合は映像・音声ファイルのメディアキャッシュ(音声の最適化)やCS6から導入されたAfter Effectsの持続性ディスクキャッシュが膨大な量のファイルを作成するが、これらが限りあるCドライブに保存されない。

    After Effectsのディスクキャッシュ設定

    After Effectsのディスクキャッシュ設定

一方、CS6でそれが原因と思われる主なトラブルは…

  • Photoshopの初回起動時にエラーメッセージが出て起動できない。(いったん管理者モードで起動し、環境設定→パフォーマンス→仮想記憶ディスクをDドライブにすることでそれ以後通常起動が可能)
  • Premiere Proにおいて、Photoshop PSDファイルを読み込めない。
  • After Effectsにおいて、Photoshop PSDファイルを使用したプロジェクトを読み込むことができない。また、新規プロジェクトでもPSDファイルを読み込めない。
  • Encoreは起動中にクラッシュする。
  • Bridgeは起動できるがフォルダを開こうとするとクラッシュする。

とりあえずの解決方法はどのアプリもShiftを押しながら右クリックして管理者モードで起動すること。これで上記トラブルには遭わない。しかし使いづらいところもある。

  • 管理者モードで起動した場合はエクスプローラーからのドラッグアンドドロップによる素材の読み込みができない。プロジェクトパネルからの読み込み(Pr/Ae)や、ファイル→開く(Ps)などでダイアログを出して読み込むことになる。
  • たとえばPremiere Proを管理者モードで起動中、あとからAe、Ps、Auなどを起動するときはそれも管理者モードでないと起動できない。通常モードではスプラッシュスクリーンで止まってしまう。

現在の編集用PCを作ってから1年以上経ち、CS5→CS5.5→CS6とメインのソフトウェアも変わってきたので、Windowsにもだいぶゴミがたまっているはず。そろそろOS再インストールしてもいいかも。その際はユーザーフォルダをCドライブのままにしたほうがよさそうな感じ。もちろんメディアキャッシュフォルダだけはDに追い出して。

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CS6はユーザーフォルダ移動しているとダメ への9件のフィードバック

  1. サブノート未開封 のコメント:

    6/1の記事と合わせて読ませてもらいました。
    サブPCとしてwindows7のノートを購入し、usersフォルダの移動についても色々と記事を読んでいる最中です。
    とある記事(http://nekomiyashiroichi.blog59.fc2.com/blog-entry-462.html)ではレジストリエディターからProfilesDirectory以外にもDefaultやPublicの「%SystemDrive%\Users」も「D:\Users」に変えていたり、レジストリ内の(C:\Users~)を(D:\Users~)に変えていたのですが、ProfilesDirectory内の書き換えとジャンクションの作成のみだったのは何か理由があるのでしょうか?

  2. maktak のコメント:

    お読みいただき、ありがとうございます。
    ご紹介いただいたブログの方と同様、私もレジストリエディターではDefaultもPublicもD:\Usersに変更しています。なぜかこのことについて触れていなかったですね。作業後だいぶたってから記事にしたので、忘れていたようです。この情報不足だった部分を元記事に追記しました。
    いままで2台のWindows 7のPCをこのようにして使用していますが、問題のAdobe CS6以外ではトラブルには遭遇していません。

    この度はご指摘ありがとうございました。サブPCが快適なPCになるといいですね。

  3. 春彦 のコメント:

    ■After Effectsにおいて、Photoshop PSDファイルを使用したプロジェクトを読み込むことができない。また、新規プロジェクトでもPSDファイルを読み込めない。

    CS6にした際にこれがずっと出来なくて悩んでいたのですがこの記事を見てようやく原因が分かりました。

    • maktak のコメント:

      コメントありがとうございます。
      CS6から仕様が変わったようで、Adobe日本でも把握しているものの、すぐに改善できるような体制ではないとのことでした。
      管理者モードでの起動は慣れたものの、ドラッグアンドドロップでのフッテージ読み込みができなくなるのがめんどくさいです。

  4. kazh のコメント:

    全く同じ症状です。
    C:がSSDで、ユーザフォルダをD:に持って行っているのも同じ。
    先日、Adobeユーザになって初めてFBフォームからバグ報告しました。

    プロセスモニターで調べたところでは、Tempが見つからないとC:のルートにPhotoshop Tempを作ろうとするようで、これがWindows7の場合、管理者権限でないと出来ない。という理屈のようです。

    Photoshop本体は環境設定でドライブを変更できるので良いですが、他のソフトからPSDを開いた時に起動するPhotoshopServer.exeは、この設定を無視するようで、どうしてもC:のルートにファイルを作ろうとします。ここでアクセス権限を得られないことが、ソフト側では予期せぬエラーとなって落ちるようです。

    早く直ると良いんですが・・・D&D出来ないのは本当に不便ですよね。
    とりあえず自分だけじゃないとわかっただけでも良かった。
    有用な記事をありがとうございました。

    • maktak のコメント:

      kazhさん、コメントありがとうございます。
      私もPhotoshopServer.exeが原因だろうとは思っていましたが、
      そういう理屈だったのですね。
      お見事な解析です。もやもやがすっきりしました。

      管理者モードで立ち上がっているとネットワークドライブが表示されないという現象もあります。
      ほんとうに早くなんとかしてほしいですね。

  5. FK のコメント:

    もう情報を必要とする人はほとんどいないと思いますが,kazh のコメントにある問題に対する緊急避難的な対処法です。セキュリティが下がるので万人におすすめできるものではありません。Windows8.1Pro+CS6(64bit)で確認しました。
    ・Cドライブのセキュリティの設定でAuthenticated Usersにファイルの作成/データの書込みを許可
    ・UACを無効化

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