「TV背面に照明を」計画

今回はPCや映像編集から少し離れ、リビングのTV背面に照明を設置した話です。

我が家では子どもが寝静まったあとは天井照明を消してTVを見るという習慣があります。食卓の明かりを調光器で半分くらいにして点灯するので、真っ暗ではありません。プラズマなので暗い環境には向いているのですが、TV近くはかなり暗く、目にいいはずがありません。

従来の深夜TV視聴環境

従来の深夜TV視聴環境

そこで考えたのがTV背面に照明を設置すること。最初は裸電球を簡易的に置こうかと考えましたが、それでは光がかなり前方向に漏れそう。かといってホームシアター用をうたっているものはかなり高価。いろいろ探していくと、amazonでこんなのを発見。

光を片方向に出せる反射シェード付き。複数連結可能。まさにぴったりです。そして安い! ただ置いただけの状態でこんな感じ。

TV背面照明 仮設置後

TV背面照明 仮設置後

10Wタイプを2灯使っています。ラック上面がテカらないように設置場所は今後変更予定。

そしてこの照明を学習リモコンで便利に使ってみます。

届いた日本グローバル照明のスリム蛍光管照明SLG-10WL/8

SLG-10WL/8

スリム蛍光管照明 SLG-10WL/8

10W管なのでかなり小さいです。電源ケーブルを片側に挿し込んで使います。かわいいスイッチが本体に付いています。反対側のブランクキャップを外し、付属の短い連結ケーブルで他方と結ぶと1つの電源で5本まで点灯できます。同社のWEBサイトによるとLEDタイプの製品も出ているようですが、現時点で販売は確認できませんでした。宅内のLED化がかなり進んだので、これもLEDでと当初考えていたのですが、蛍光灯なので白熱球よりはエコということで妥協します。価格の問題も大きいですが。

これを設置した後、毎回TVの裏側をのぞきこんでスイッチを操作するのは大変です。そこで用意したのがこれ。オーム電機OCR-05

OCR-05

リモコンコンセント OCR-05

壁付けのACアダプタのような格好をしていて、中にはリレーが入っていて、それを赤外線リモコンで制御します。こういった汎用のリモコンON/OFFできる製品はこれくらいしか見当たらず、貴重です。さすがオーム電機。amazonで1,800円でした。

この2製品を組み立てて設置すれば快適な深夜のTVライフが送れるというわけですが、さらに快適にするために、この赤外線リモコンの信号をふだん使用している学習リモコンに組み込みます。

その学習リモコンはこれ。

Logitech Harmony Remote 525

Logitech Harmony Remote 525

日本では販売されていない(かつて類似機種が日本仕様で登場したことがあるがいまは終息)ため、個人輸入して使っていて、一部ボタンの調子が悪くなって買い増ししたので2台目。アメリカ仕様の520にはデジタル放送用の4色ボタンが付いていなかったので、欧州仕様の525です。日本仕様とは色の並びが1つずれています。すでに生産完了。現在のラインナップはこちら

なぜそこまでしてこだわるかというと、このHarmonyシリーズ、”Watch TV” “Watch a DVD”などのアクティビティボタンを押すと、一発で必要な機器の電源が入り、入力が切り替わるなどの複合動作をしてくれるのです。

Harmony Remoteのアクティビティ

Harmony Remoteのアクティビティ

日本のメーカーが発売している学習リモコンはたいてい各メーカーのリモコンコードがプリセットで記憶されていて、それに足りないものを学習で追加していくというものですが、Harmony Remoteは購入したばかりの本体ではなにもできず、PCとUSB接続して専用のソフトウェアから必要な機器のリモコンコードを追加していくという方法をとります。これがLogitech社のサーバーでデータベース化されていて、メーカーと機種名を入力すると、たいていの機器は本体にリモコンコードを転送することができます。データベースにない機器や足りないボタンは機器オリジナルのリモコンとこのソフトウェアを使って赤外線学習します。

さっそくリモコンコンセントの赤外線を学習させるか、とソフトウェアを立ち上げ、USBでつないでウィザードを起動。まず機器のカテゴリを選ぶので、ここは”Light Controller”を選択。次にメーカー名を選択。まさかと思っていたけど、”OHM Electoric”という選択肢がある!

機器追加ウィザード

機器追加ウィザード

そして機種名を手入力するのですが、すでにexampleのところに”OCR-05″と表示されていて二度びっくり。ONとOFFの2つの信号だけですが、学習することなく無事に追加できました。

これで単独操作は可能になったのですが、Harmonyの醍醐味はアクティビティに入れること。TV見る用、BDレコ操作用、サラウンドでBD見る用の3つのアクティビティを設定しているので、それぞれのソフトウェアボタン(液晶表示部が4つのラベル表示可能なボタンとして動作し、それを数面切り替えて使える)にON/OFFを追加します。

Harmony Remote 525に追加されたボタン

Harmony Remote 525に追加されたボタン

これはTV見る用のアクティビティを選択した時の液晶表示部です。上の2つは前から入れてある天井照明の減光と全光の切り替え、そして下2つのボタンを今回設置の背面照明OFF/ONに設定しました。この液晶表示に”4 OF 5″とあるように、ほかの4つの面には地上/BS切り替えや録画一覧などの、ハードボタンにはない機能を割り当てています。このボタンラベルもソフトウェアで自由に(といっても文字数制限ありで日本語は不可)設定できます。

さらにわがままをかなえてくれる設定をします。このHarmony Remoteは前述のように複数機器を連携して動作させることができます。それぞれのアクティビティに操作機器としてリモコンコンセントを加えたので、この時点で自動的にアクティビティを選ぶと背面照明ON、電源OFFボタンを押すとTVやBDレコといっしょに背面照明もOFFという動作をするようになっています。しかしそれでは背面照明が不要な昼間もTVをつけるたびに点灯してしまい、都合がよくありません。

シアター視聴アクティビティ時の電源ONシーケンス

シアター視聴アクティビティ時の電源ONシーケンス

上のように、アクティビティからシアターのボタンをポチっと押すと…

BDレコ(Panasonic DVD Rec 1と表記)電源ON
TV(Hitachi TV)電源ON
サラウンドアンプ(Onkyo AV Receiver)電源ON
天井照明(National Light Controller)ON(実際には壁スイッチで操作)
背面照明(OHM Electric…)ON
他の登録機器OFF
BDレコのソースをLINE1に(実際には非動作)
TV入力をHDMI1に
サラウンドアンプの入力をDVDに
TVの音量をミュート

という一連の動作を順番にやってのけてくれるのです。それぞれの信号を送るタイミング調整も可能。それはそれですばらしいのですが、でもいまは背面照明はONは手動で、OFFはTVといっしょに自動でやってほしいのです。しかし見たところそこまでの自由度はありません。

そこで学習モードにして、リモコンコンセントのONとしてダウンロードされていた項目を、使っていないVHSデッキのリモコン信号で上書き記憶。さらに本当のONコードを”On (real)”と適当な名前を付けて追加記憶。そして各アクティビティに入れた”Back Light On”表示になっているところを学習したほうの”real”コードに変更。

ボタン動作変更

ボタン動作変更

これでアクティビティのボタンを押して各機器がONになったときは背面照明は点灯せず、手動で点灯させた場合は各機器がOFFになるときにいっしょに消灯と、望みどおりの動作をしてくれるようになりました。

あとはスリム蛍光管のよさそうな設置場所を探り、固定すれば今回の計画は完成です。

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(2012/04/10追記)

蛍光管器具はTV背面の中心部、TV本体とスタンドの間のすき間に器具を斜めに入れて両面テープ接着、このようになりました。TVは42型の日立Wooo 42P-XP05です。このサイズなら10w蛍光管2本で電源ケーブル含めても外にはみ出すことはありません。

照明の設置状況

照明の設置状況

スイーベル機能で本体を回転させると蛍光管器具が壁にぶち当たり、それ以上押すとポロッと取れてしまうわけですが、極端に回さない限りだいじょうぶでした。

また、壁面に照明が当たるので、器具の反射シェードで下方向への光をカットしていてもラック上面に反射光が当たります。ケーブルがTVからラック下に直接垂れていると目立ってしまいかっこわるいので、しっかり中心部のケーブルクランプに通します。TVからサラウンドアンプにのびる光ケーブルだけが短くてケーブルクランプ経由にできませんでした。これを長いのに交換すればすっきりします。

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